在宅ワークを初めて1年程経ったときに、主婦でしたが「開業届」を提出して個人事業主になりました!
わたしも開業届を出して個人事業主になる人は、レストランとか美容院とか実店舗でビジネスをしている方たちだけだと思っていました。
でも実際は在宅ワークの方でも開業届は提出できますし、個人事業主になって、確定申告を青色申告にした方がお得だったりします!
ただしデメリットや、開業届を提出しない方がいい人もいるので注意が必要です。
- 主婦が開業届を提出するメリット・デメリット
- 主婦が開業届を出すタイミング
- 主婦が開業届を作成するのに便利なツール
それではひとつひとつ詳しくお話ししていきますね。
主婦が開業届を出す3つのデメリット
まずは主婦が開業届を出して個人事業主になるとどんなデメリットがあるのか解説します。
①健康保険の扶養から外れる場合がある
一番気を付けて欲しいことがこれです!
旦那さんの勤務先が加入している健康保険組合によっては、専業主婦であっても開業届を提出して個人事業主になったら、扶養から外れてしまう場合があります。
なので開業届を提出する前に、必ず加入している健康保険組合に確認してくださいね。
②確定申告が必要になる
開業届を提出して個人事業主になると、確定申告が必要になります。
確定申告をしないと税務署からペナルティを受けますので、注意してくださいね。
ただし専業主婦の場合、所得が38万円以下だと確定申告が必要ないこともあります。
収入が少ない場合は、一度税務署に確定申告が必要かどうか聞いてみるのがおすすめです。
③失業手当がもらえない
これはパートや正社員として働いている場合です。
雇用保険に加入していても、開業届を出して個人事業主になっていると、仕事を辞めても「失業中」とはみなされず失業手当がもらえません。
失業手当をもらいたい方は気を付けてくださいね!
主婦が開業届を出すメリット
続いて主婦でも開業届を提出した方がいい理由についてお話しします。
こちらの方が圧倒的に多いです!
①青色確定申告で節税できる
確定申告には「白色申告」と「青色申告」があります。
青色申告は開業届を出している個人事業主の人で青色申告承認申請書も提出している人しか使えません。
白色申告だと特別控除が10万円なのですが、青色申告ならなんと!65万円も所得から控除されます!
フリーランスの確定申告についてはこちらのマンガがわかりやすいのでおすすめです♪
②保育園に入りやすくなる
在宅ワークで子供を保育園に入れたいと思ったら、開業届を出していないと、仕事をしているという証明がないので入りづらいのが現実。
保育園に入れて在宅ワークをしたいなら、開業届を出して個人事業主になっておくことがおすすめです♪
在宅ワークで保育園にいれるコツはこちらの記事にまとめてます↓
https://niinachannel.com/zaitakuwork-hoikuen/
③赤字を3年繰り越せる
開業届と青色申告承認申請書を提出して、青色申告で確定申告する場合、赤字を最大3年繰り越すことができます。
なので収入がまだあまりまくても、大きな買い物をして経費にする場合(パソコンなど)は、青色申告にした方がいいです。
白色申告だと一部しか赤字の繰越ができないので、開業届と一緒に青色申告承認申請書も提出しておきましょう♪
④経費にできる範囲が広い
青色申告だと、電気代などの光熱費や家賃など、プライベートとの区別が難しい費用を「仕事で使った」ことが明確にできれば経費にすることができます。
白色申告だと「仕事に使った」部分が50%以上でないと経費にすることができません。
⑤モチベーションが上がる
在宅ワークは仕事場が自宅です。
だからと言って趣味の延長のような感覚で、そこまで儲ける気持ちがないのはもったいないです!
開業届を出せば、主婦でも立派な個人事業主!
周りからも「事業主」として認められるので、自己肯定感も高まって、さらに仕事にやる気が出ますよ^^
主婦が開業届を出すベストなタイミングは?
最近では主婦でも開業届を出して個人事業主になる人が増えてきました。
大きな理由のひとつが、確定申告のときに個人事業主だと青色申告を使えるようになるからです。
上記でも解説したように、青色申告の方が何かとお得ですからね♪
では開業届を出すことにベストなタイミングはいつなのでしょうか?
正直これには明確な答えはないです。
「10万円稼げるようになってから出した」という慎重派な方もいれば、「在宅で仕事をすると決めたら出した」という方もいます。
ちなみにわたしは…
開業届を提出すると、収入に関係なく扶養から外れてしまう健康保険組合もあるので、そういった方は慎重に検討することをおすすめします。
ただそうでないなら、早めに提出してもいいかな〜と思っています。
なぜならデメリットよりもメリットの方が多いから。
早めに提出すれば、簡単には辞めようと思いませんしね!
主婦が開業届を作成するのに便利なツール
開業届の書式は、国税庁のホームページにも用意されています。
国税庁のホームページはこちら
でも国税庁に用意されている開業届って、なんか書きづらい…
そんなときに便利なのが【開業freee(フリー)】
開業freeeは、クラウド会計ソフトで有名な「freee」の新しいサービスで、質問に答えていくだけで「開業届」と「青色申告申請書」が作成できます!
しかも完全無料なのが嬉しい♪
作成後は自宅でプリントアウトして、印鑑を押したら税務署に持ち込むか、郵送すれば手続きは完了です。
主婦が開業届を出すデメリットまとめ
今回は、主婦が開業届を提出するデメリットについてお伝えしました。
- 健康保険の扶養から外れることがある
- 確定申告が必要になる
- 失業手当がもらえない
最大のデメリットは、旦那さんの健康保険の扶養から外れてしまう場合があることです。
扶養から外れる条件は、健康保険組合によって違いますので、開業届を提出する前に必ず確認しましょう!
開業届を提出していると、子供を保育園にも入れやすくなります。
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なので「ガッツリ在宅ワークで稼ぎたい!」と考えている方は、早めの提出がおすすめですよ♪